【心理学】からだと性格
著者:アレクサンダー・ローエン
<3行あらすじ>
乳幼児期の育てられ方で
人間性の根本がきまりますよ
それは体型にもでてますよ
<3行感想>
性格分類全部何かしらあてはまってて
つらい
心が健康な人っているのか?
かなり古い本で、絶版です
もう私の手元にもありません
2017/6/24~8/21の間、人から借りて、ノートにまとめていくということをしました
先に1周読んでから、ノート作業をすると
無意識の読み飛ばしがたくさんあったことに驚きます
読み飛ばしていた箇所や、読んでもなぜか理解できない箇所
どうしても書き落とす作業をしたくない箇所というのがそれぞれ複数ありました
本の中に答えがありました
「防衛機制」
心の傷に触れたらつらいから、無意識で避ける
自分で目の当たりにしました
誰か人に言われたら、「勝手なこというな」って腹立ってたでしょうね
本の中の記述で、自分に該当することは多くて
大体、数時間~数日で、過去の出来事が浮かび上がってきました
もちろん、すぐにその場で過去の記憶がよみがえる文章もたくさんあります
「過去」とは幼少期です
読んだ今、大人の自分の認識力から見た過去の記憶は、過酷でした
精神的にかなり体力が必要な読書です
「自分と向き合う」とか馬鹿にしてたフレーズでしたが、そういうことのようです
性格分類
●口唇性格:乳児期に世話されなかったら、生じる
依存心強い、口を動かしたい(タバコ、酒、食べ物依存、アホみたいにしゃべる)
●マゾヒズム性格:離乳期~の過干渉
常に葛藤、うつにみえるけど、葛藤がありすぎてミチミチで動けない、被害者意識強い、いつも不平不満、攻撃性内向
●硬直性格:幼児期の欲求不満
小分類アリ、ヒステリー、転換、同性愛
それぞれ、理屈に合った体型が例示されます
●分裂症気質
というのも出てきます
これを説明するためなのか、
●分裂病性格
という項目もあります
現在では、「統合失調症」と呼ばれますが
古い本なので「分裂」と言う言葉が使われていて、そのまま書きます
この2つから、この著者が、日本ではあまり知られていない理由がわかりました
スピっぽいんです
エネルギーが漏れて、自分で知覚できないから、別の誰かが見てると感じるとか
天使などを見る能力としての記述もあります
そのあたりは、いや、ちがうだろ!でいっぱいなのに
書いてあることをノートに、というのが苦痛でした
全体的には本当に勉強になりました
ノートは3冊になりました
ルーズリーフにすれば良かったと思っています