【飛鳥】1、飛鳥三山・耳成山に行ってみた

良く晴れたある日、一人で奈良県の散策に行きました。

お目当ては、飛鳥三山

天上の虹 全11巻セット (講談社漫画文庫)


高校生の頃より愛読書であった、「天上の虹」の舞台ともなる場所です

行きたいな~、で10年以上経ってました



写真を載せていきます

空が良く見える

がすがす歩いて向かいます

看板発見

書いてある内容は・・・

名勝 大和三山 耳成山
 
平成十七年七月十四日 文部科学省指定

 奈良盆地の南部に位置する、香久山(一五七・四m)、畝火山(一九九・二m)、耳成山(一三九・七m)の三つの小高い山を総称し、大和三山と呼びます。
香久山は桜井市の多武峰から北西に延びた尾根が浸食により切り離され小丘陵として残存したもので、畝火山と耳成山は盆地から聳えるいわゆる死火山です。
 三つの山は古来、有力氏族の祖神など、この地方に住み着いた神々が鎮まる地として神聖視され、その山中や麓に香久山神社、畝火山口坐神社、耳成山口神社などが祀られてきました。
また、皇宮造営の好適地ともされ、特に藤原宮の造営に当たっては、東・西・北の三方にそれぞれ香久山・畝火山・耳成山が位置する立地が、宮都を営むうえでの重要な条件とされたと考えられます。
 大和三山を呼んだ和歌は多く、重要な歌枕として鑑賞上の地位を確立したほか、近世の他紙、案内記、紀行文などでも紹介され、万葉世界を代表する名所として、広く知れ渡るようになりました。

耳成山は大和三山の中では最も低い山ですが、円錐状の整った秀麗な山容をしています。
畝火山と同じく瀬戸内火山帯に属する死火山で、神職や盆地の陥没と体積によって、現在の姿となりました。
万葉集の中で耳成山が単独で詠まれる例はなく、他の二山とともに詠まれました。

  耳成山を詠んだ万葉歌

香久山は 畝火ををしと 耳梨と

相あらそひき 神代より

かくにあるらし 古昔も

然にあれこそ うつせみも 嬬を

あらそふらしき

中大兄皇子(巻一ー一三)


いや~、天上の虹ワールドです、この万葉歌(私にとって)

ただ、額田王の作だと思いこんでました

大和三山、とも言うんですね

飛鳥三山でしか認識してなかったわ

別の看板

撮る必要なかったかな

てくてく歩いて、入り口に到着です

お社出現

ちょっと寂れ感

中には少しとどまったけど

お社や神社って神様のお家だから写真を撮ったら失礼にあたる

というのを真に受けて鵜呑みにしている私には、写真は撮れませんでした

そして、お社の奥へ

この先が頂上です

書いてて、違う気もしています


あれ?お社に続く階段かも…?と

頂上の写真はありません

ちょうちょが飛んでいてのどかに進むと、雰囲気が変わってきたので

おかしく思って、ウォーキング中の地元民らしき方に話しかけました

「すみません、頂上ってどう行ったらいいんですか?」と

回答は・・・

「あ、そこですよ」

通り過ぎてました

「え?これ?ここ??え??」

という頂上でした

驚きすぎて、正直、外して良かったんじゃね?って

次に向かうことにしたので写真は撮らなかったようです・・・


でも、天気のいい日に空いたお山を軽く登るのはとても気持ちよかったです

飛鳥散策は続く

天上の虹と日本史珍説好きな方には「額田王の暗号」「人麻呂の暗号」はオススメです

学生の頃何度も何度も読んだものです

額田王の暗号 (新潮文庫) 人麻呂の暗号(新潮文庫)